毎日追われているような心で

捻れて壊れてしまいそうな自分

見たくない自分
醜い自分
情けない自分

気を取り直して
下を向いた顎をあげると
目が回る

身体の悲鳴
心の悲鳴

聞こえないふり
気づかないふりは
もうできない

他の人にさえ
心の叫びが
振動してしまって


人の温もりが
そばにやってくる
たくさんの心が

ほろ、ほろ
って

そばにいて

よしよし
って

温めに来てくれる

それが私には
とてもありがたくて
とても不思議

どうして
そばにいてくれるの?
どうして
そばに来てくれるの?

わたしは
ひとりだと思っているのに
わたしは
ひとりで生きていこうと決めているのに

どうしてそばに来てくれるの?

とてもありがたくて
とても不思議で
とても不安で

でも

とてもあたたかい

あなたたちが
あたたかくて
涙でる


2016.7.16