「上を向いて歩こう」
坂本九が歌った名曲。
もちろんリアルタイムで聴いていたわけではありませんが、初めて聴いたのは中学生か高校生だったと思います。
かなり情緒が欠落した人間だったので、歌に対して何の感情も湧かなかった。
昨年、大好きなバンドのライブでこの曲が歌われました。
そのバンドのライブは既に何度か行っていて、毎回のように歌っているのを聴いていたのですが、1人で聴きに行ったライブで唐突に泣けてきて、溢れる涙が止まらなくなってしまいました。
「思い出す 夏の日」♪
前年の夏が、夢のように楽しく充実していたのです。
そこそこ長くなってきた私の人生の中でも1、2を争う、キラキラした思い出ばかり詰まった夏の日々。
歌を聴いたのは、秋の気配も色濃くなってきた時期でした。
様々な事情が重なり、楽しい日々を手放す決心をし始めていた頃。身が割かれる思いをしていた時。そして会社でも全てがうまくいかず思い悩んでいた時。
そう。とても心が辛かった時期でした。
「思い出す 夏の日」
この歌詞に反応して、涙がボロボロ溢れて止まりませんでした。
さらに間の悪いことに、その歌は前回ライブでも歌われたのですが、しっとり歌い上げられる予定だった筈なのに、とあるハプニングが爆笑の渦を招き、歌い手さんも笑っちゃって歌えなくなってしまったエピソードが。
それがまた夏の出来事だったので、その思い出がふつふつと湧いてきつつ、切なくて。
めちゃめちゃ複雑な思いで、ボロボロ泣いていました。
そんな思い出もすでに1年前。
今はもっと苦しい事態になっています。
私はどこへ向かっているのかな。何を求めているのかな。
「上を向いて歩こう」
今は下を向いて歩かないと、フラついてまともに歩けない時があるのです。
「思い出す夏の日」
今年も音楽では楽しい思い出ができました。
一般人としては贅沢すぎるほどの、ありがたく嬉しい思い出。
「一人ぼっちの夜」
ひとりでは、ない。
必ず誰かが心配してくれて。必ず誰かが見てくれていて。
静かに耐えていると誰かが声をかけてくる。
笑っていると「笑えていて良かったら」と声をかけてくれる。
毎日身をすり減らすように忙しい人が、久しぶりに会うと「ぽかちゃん大丈夫かなって心配しながら、僕もそれどころじゃなくてさ…」と、いつも気にしてくれていると伝えてくれる。
ひとりでは、ない。
ひとつひとつの歌詞を噛み締めながら、いろんなことを思う。
いまは、上を向いて歩くと危ないので、足元を見ながらゆっくり歩きます。
涙がこぼれないように、唇を噛み締めて、まぶたをきゅっと閉じるときもあります。
でもひとりでいる時は。
暖かなあの人やあの人の言葉、笑顔、音楽、仕草をたくさん思い出して、その柔らかな思いに身をゆだねて。
ひとりの時なら、涙は存分に流していいよね。
毎日苦しい。
でも、それだけではない事を、わすれないように。
たくさんの人たちが、私を支えてくれることに感謝。
坂本九が歌った名曲。
もちろんリアルタイムで聴いていたわけではありませんが、初めて聴いたのは中学生か高校生だったと思います。
かなり情緒が欠落した人間だったので、歌に対して何の感情も湧かなかった。
昨年、大好きなバンドのライブでこの曲が歌われました。
そのバンドのライブは既に何度か行っていて、毎回のように歌っているのを聴いていたのですが、1人で聴きに行ったライブで唐突に泣けてきて、溢れる涙が止まらなくなってしまいました。
「思い出す 夏の日」♪
前年の夏が、夢のように楽しく充実していたのです。
そこそこ長くなってきた私の人生の中でも1、2を争う、キラキラした思い出ばかり詰まった夏の日々。
歌を聴いたのは、秋の気配も色濃くなってきた時期でした。
様々な事情が重なり、楽しい日々を手放す決心をし始めていた頃。身が割かれる思いをしていた時。そして会社でも全てがうまくいかず思い悩んでいた時。
そう。とても心が辛かった時期でした。
「思い出す 夏の日」
この歌詞に反応して、涙がボロボロ溢れて止まりませんでした。
さらに間の悪いことに、その歌は前回ライブでも歌われたのですが、しっとり歌い上げられる予定だった筈なのに、とあるハプニングが爆笑の渦を招き、歌い手さんも笑っちゃって歌えなくなってしまったエピソードが。
それがまた夏の出来事だったので、その思い出がふつふつと湧いてきつつ、切なくて。
めちゃめちゃ複雑な思いで、ボロボロ泣いていました。
そんな思い出もすでに1年前。
今はもっと苦しい事態になっています。
私はどこへ向かっているのかな。何を求めているのかな。
「上を向いて歩こう」
今は下を向いて歩かないと、フラついてまともに歩けない時があるのです。
「思い出す夏の日」
今年も音楽では楽しい思い出ができました。
一般人としては贅沢すぎるほどの、ありがたく嬉しい思い出。
「一人ぼっちの夜」
ひとりでは、ない。
必ず誰かが心配してくれて。必ず誰かが見てくれていて。
静かに耐えていると誰かが声をかけてくる。
笑っていると「笑えていて良かったら」と声をかけてくれる。
毎日身をすり減らすように忙しい人が、久しぶりに会うと「ぽかちゃん大丈夫かなって心配しながら、僕もそれどころじゃなくてさ…」と、いつも気にしてくれていると伝えてくれる。
ひとりでは、ない。
ひとつひとつの歌詞を噛み締めながら、いろんなことを思う。
いまは、上を向いて歩くと危ないので、足元を見ながらゆっくり歩きます。
涙がこぼれないように、唇を噛み締めて、まぶたをきゅっと閉じるときもあります。
でもひとりでいる時は。
暖かなあの人やあの人の言葉、笑顔、音楽、仕草をたくさん思い出して、その柔らかな思いに身をゆだねて。
ひとりの時なら、涙は存分に流していいよね。
毎日苦しい。
でも、それだけではない事を、わすれないように。
たくさんの人たちが、私を支えてくれることに感謝。